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12月08日-04号

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  1. 備前市議会 2017-12-08
    12月08日-04号


    取得元: 備前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成29年11月第5回定例会              第 5 回 定 例 会 会 議 録 (第4号)会議開閉日時   平成29年12月8日  午前9時30分 開議    午後1時27分 散会会議の場所    備前市役所議場出席した議員の番号氏名(1番は欠員)  2番  森 本 洋 子      3番  石 原 和 人      4番  山 本   成  5番  西 上 徳 一      6番  立 川   茂      7番  星 野 和 也  8番  守 井 秀 龍      9番  尾 川 直 行      10番  山 本 恒 道  11番  掛 谷   繁      12番  川 崎 輝 通      13番  田 口 健 作  14番  橋 本 逸 夫      15番  津 島   誠      16番  鵜 川 晃 匠欠席・遅参・早退した議員の番号氏名  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし説明のため出席した者の職氏名  市長      田 原 隆 雄  副市長     高 橋 昌 弘  教育長     杉 浦 俊太郎  市長室長    大 西 武 志  総合政策部長  佐 藤 行 弘  市民生活部長  今 脇 誠 司  保健福祉部長福祉事務所長    まちづくり部長 中 島 和 久  日生総合支所長 大 道 健 一          高 山 豊 彰  吉永総合支所長 金 藤 康 樹  教育部長    川 口 貴 大  病院総括事務長 植 田 明 彦職務のため議場に出席した議会事務局職員  事務局長    草 加 成 章  事務局次長   入 江 章 行  議事係長    石 村 享 平  議事係主査   青 木 弘 行 △議事日程並びに付議事件(結果) 番号議事日程付議事件等結果1一般質問  ・4番 山本 成議員  ・2番 森本洋子議員  ・5番 西上徳一議員通告事項一般質問通告表のとおり)                              ;──2追加議案の上程 ・市長提案説明議案第125号 平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)説明議案第126号 平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)説明議案第127号 平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)説明議案第128号 備前市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明議案第129号 備前市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明議案第130号 備前市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明3質疑 ・通告一覧表のとおり 議案委員会付託 ・付託案件表のとおり  報告第13号を除く議案第100号 平成29年度備前市一般会計補正予算(第4号)予算決算審査付託議案第101号 平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)厚生文教付託議案第102号 平成29年度備前市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)総務産業付託議案第103号 平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)厚生文教付託議案第104号 平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)厚生文教付託議案第105号 平成29年度備前市病院事業会計補正予算(第2号)厚生文教付託議案第106号 備前市の組織及びその任務に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第107号 備前市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第108号 備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について厚生文教付託議案第109号 備前市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例を廃止する条例の制定について厚生文教付託議案第110号 備前市南方つり堀公園設置条例を廃止する条例の制定について総務産業付託議案第111号 第2次備前市総合計画(後期基本計画)の策定について総務産業付託議案第112号 備前焼伝統産業会館の指定管理者の指定について総務産業付託議案第113号 備前市日生温水プールの指定管理者の指定について厚生文教付託議案第114号 頭島かた舟会館の指定管理者の指定について総務産業付託議案第115号 リフレセンターびぜん及び備前市勤労者センターの指定管理者の指定について総務産業付託議案第116号 備前商工会館の指定管理者の指定について総務産業付託議案第117号 伊部駅南ふるさと交流センターの指定管理者の指定について総務産業付託議案第118号 日生観光情報センターサンバースの指定管理者の指定について総務産業付託議案第119号 日生鹿久居島古代体験の郷まほろばの指定管理者の指定について総務産業付託議案第120号 ふれあい交流館しおまち及びふれあいの館かぜまちの指定管理者の指定について総務産業付託議案第121号 頭島グラウンドゴルフ場の指定管理者の指定について総務産業付託議案第122号 備前市障害者地域活動支援センターゆずりはの指定管理者の指定について厚生文教付託議案第123号 八塔寺ふるさと農園及び大池緑地公園の指定管理者の指定について総務産業付託報告第 13号 専決処分(物損事故の和解並びに物損事故損害賠償額の決定及び和解)の報告について報告議案第124号 平成29年度備前市一般会計補正予算(第5号)予算決算審査付託議案第125号 平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)厚生文教付託議案第126号 平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)厚生文教付託議案第127号 平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)厚生文教付託議案第128号 備前市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第129号 備前市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第130号 備前市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託4請願上程(紹介) 請願委員会付託 ・請願文書表のとおり請願第 15号 「心身障害者医療費公費負担制度」の拡充等を求める請願厚生文教付託一般質問通告事項 順位通告者氏名質問の要旨答弁者114番 山本 成1 市政について~第2次備前市総合計画(後期基本計画)  ① 公共交通の確保  ② まちづくりの基本方針  ③ 秩序ある土地利用と良好な市街地の整備(取り下げ)  ④ 賑わいをもたらす観光の振興  ⑤ 安全・安心対策と道路環境整備市長 副市長
    市民生活部長 (再質問あり)2 ICOCA(イコカ)導入について市民生活部長122番 森本洋子1 選挙の投票率向上について  ① 期日前投票について  ② 18歳・19歳の投票率向上について  ③ 高齢者の投票について教育長 市民生活部長 (再質問あり)2 DV防止対策について市長 教育長 市民生活部長 (再質問あり)3 地域担当職員制度について市長 (再質問あり)4 防災について  ① 受援計画の策定について  ② 自主防災組織について市長 市長室長 (再質問あり)135番 西上徳一1 SNSによる犯罪被害やいじめの防止対策について教育長 (再質問あり)2 佐山古墳群の保存整備について教育長 (再質問あり)3 旧アルファビゼン電線盗難事件について市長 (再質問あり) △質疑通告一覧表 案   件  ;通告者氏名通    告    事    項答 弁 者議案第106号 備前市の組織及びその任務に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ;11番 掛谷 繁P 2~ 1 廃止した理由と今後の担当について  ① 世界・日本遺産推進係  ② 地域おこし協力隊係 2 新設した理由と業務について  ① すこやか相談係市長 総合政策部長報告第 13号 専決処分(物損事故の和解並びに物損事故損害賠償額の決定及び和解)の報告について  ;11番 掛谷 繁P62~ 1 交通事故防止対策について市長 市民生活部長委員会付託案件表 付託委員会議案番号付託案件総務産業 (市長室外) (まちづくり部外)議案第106号備前市の組織及びその任務に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第107号備前市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第111号第2次備前市総合計画(後期基本計画)の策定について議案第112号備前焼伝統産業会館の指定管理者の指定について議案第128号備前市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第129号備前市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第130号備前市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第102号平成29年度備前市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)議案第110号備前市南方つり堀公園設置条例を廃止する条例の制定について議案第114号頭島かた舟会館の指定管理者の指定について議案第115号リフレセンターびぜん及び備前市勤労者センターの指定管理者の指定について議案第116号備前商工会館の指定管理者の指定について議案第117号伊部駅南ふるさと交流センターの指定管理者の指定について議案第118号日生観光情報センターサンバースの指定管理者の指定について議案第119号日生鹿久居島古代体験の郷まほろばの指定管理者の指定について議案第120号ふれあい交流館しおまち及びふれあいの館かぜまちの指定管理者の指定について議案第121号頭島グラウンドゴルフ場の指定管理者の指定について議案第123号八塔寺ふるさと農園及び大池緑地公園の指定管理者の指定について厚生文教 (市民生活部外) (教育部)議案第101号平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)議案第103号平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)議案第104号平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)議案第105号平成29年度備前市病院事業会計補正予算(第2号)議案第108号備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第113号備前市日生温水プールの指定管理者の指定について議案第122号備前市障害者地域活動支援センターゆずりはの指定管理者の指定について議案第125号平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議案第126号平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)議案第127号平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)議案第109号備前市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例を廃止する条例の制定について予算決算審査議案第100号平成29年度備前市一般会計補正予算(第4号)議案第124号平成29年度備前市一般会計補正予算(第5号) △請願文書表 付託委員会受理番号要 旨提  出  者紹介議員受理年月日厚生文教請願第15号「心身障害者医療費公費負担制度」の拡充等を求める請願備前市西片上193-1  備前市・和気町精神障がい者家族会  「もみじの会」  会長 永野 昭二森本洋子29.11.22     午前9時30分 開議 ○議長(鵜川晃匠君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 日程1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。 なお、重複する質問は努めて排除していただきますようお願いいたします。 それでは、山本成議員の一般質問を願います。 4番山本議員。     〔4番 山本 成君 登壇〕 ◆4番(山本成君) おはようございます。 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 第2次備前市総合計画後期基本計画の中で各施策と平成29年度市民意識調査満足度とのランキングで、満足度の低いほうを参考にして質問させていただきます。 市民の皆様と話をしていると、この地域も小学生の子供が少なくなったとか、子供が何々市に家をつくっちゃったからこの家も私の代で終わりになっちゃう、市に畑や田んぼ、土地を寄附できないかなど。空き家が多くて防災上危ないから市役所で整理してくれないか。運転ができなくなったらどうしよう。ここに住んでいたら買い物にも医者にも行けないなどという若いときは考えなかった備前市に住んでいることと漠然的な不安を口にする方が多くいます。 市民との会話を思うと、地域振興などというレベルやパフォーマンスだけではこれからの備前市が置かれている状況を好転することは難しいのではないかと考えます。大変厳しい状況の中に今私たちがいることを自覚していかなければならないと思います。 5万人を切る市の行政運営が一番難しいとも言われています。合併時には約4万2,000人の人口が、今は約3万5,000人ぐらいになってしまった備前市の市政にかかわる私たちは、本市の未来に責任を持った職務を行うことを市民に約束していかなければならないと思います。 以上のことを前段で申し上げ、質問に入らさせていただきます。 第1の質問は、今後の公共交通についてお伺いします。 備前市は、少子・高齢化や人口減少が進展する地域となっています。私は、このような地域の中で地域社会の活力を少しでも維持するためには今後地域公共交通の果たす役割は大きいものがあると考えます。 そこで、地域公共交通についてお伺いします。 1つ目として、現在の備前市の公共交通の課題をどのように捉えているのかをお伺いします。 2つ目として、国土交通省の地域公共交通の再定義は地方公共団体が先頭に立って関係者との合意のもとで5年、10年とかかるまちづくり等の地域戦略と一体で持続可能な地域公共交通ネットワークサービスを形成することとうたっておりますが、まちづくり等との地域戦略との一体化はどのように図っていくのかについてお伺いいたします。 これらの質問も第2次備前市総合計画に公共交通の施策目標達成の取り組みを読ませていただいたら掲載されていましたが、掲載されていた内容プラスの御答弁をいただきたいと思います。 まちづくりの基本方針について。 備前市の人口ビジョンが指し示す将来の町のあり方について質問させていただきます。 そこで、今後の都市構造の方向を示すと言われている次の項目について、市のお考えをお示しください。 第2次備前市総合計画にはもうざっくりコンパクトシティーとしか書かれていなかったので、質問させていただきます。 まず初めは、スプロール化、次にコンパクトシティー、そして小さな拠点という言葉です。少子・高齢化がさらに進展し、人口減少を少しでも食いとめる努力はされるとしても、その減少は避けがたいと予測される中、市街地が無秩序に拡散していくこと、これをスプロール化というそうです。けれども、これは町を維持するコストの増大を招き、持続可能な都市運営ができないと考えられています。 私も、今の備前市においては少なからずかスプロール化が起きていると考えておりますが、市としてはどのように把握されているのか、またスプロール化という言葉そのものをどう整理されているのか、あわせてお示しいただけたらと思います。 また、今後の望ましい都市構造の方向として、集約型都市構造への転換がコンパクトシティーという言葉で説明されることが多々あります。最近は、国土交通省や経済産業省の各資料に数多く登場するようになり、今後の町のあり方の方向性を示すものとして多用されていると理解しています。 例えば都市再生特別措置法地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の中では、持続可能な集約型都市構造として多極ネットワーク型コンパクトシティーの実現がうたわれています。また、同じく国土グランドデザイン2050においては基本的な考え方としてコンパクトプラスネットワークという方向が示されています。各機能を一定のエリアに集約化、コンパクト化することが不可欠とうたわれております。さらに、最近は小さな拠点という考えも示されています。コンパクトシティーや小さな拠点という考え方、方向性について、市ではどのように整理されているのか、端的にお答えください。 3番目の秩序ある土地利用と良好な市街地の整備についてですが、この質問は重複しますので、取り下げさせていただきます。 にぎわいをもたらす観光の振興について。 観光振興事業は、今後の財政確保の観点から、観光産業がより一層稼ぐには何が課題なのかをお伺いします。 総合計画には、目標の達成のための取り組みとして地域の魅力を生かした長時間滞在型宿泊型観光の推進、観光情報の発信、おもてなしの心による受け入れ態勢の充実、多様な観光ニーズへの対応、体験修学旅行の誘致と掲載されておりますが、それではお聞きします。 備前市にはどのような観光資源があると捉えているのか。 2つ目、備前市としてはこうした観光資源をどのようにPRしているのか。 3つ目、観光には見る、食べるなどのほか体験も大変魅力ある資源だと思います。本市では陶芸体験などが魅力であると思いますが、どういったPRをしているのか、伺います。 次に、安全・安心対策と道路環境整備について。 下水道工事などにより市内の道路は継ぎはぎだらけの道路が多いです。お年寄りや子供はつまずき、転倒しやすい現状です。財源的な問題もあるとは思いますが、順次道路舗装をしていくべきだと思いますが、市としてはこのような現状をどのようにお考えですか。 通学路の安全確保について。 市としてもさまざまな啓発活動をなされていると思いますが、ゾーン30など市民に周知されていると思われません。より一層の啓発活動をするべきだと思いますが、いかがお思いでしょうか。 認定こども園及び就学前施設における防犯安全対策について。 近年、犯罪の多様化などに伴い防犯安全対策は重要な問題であり、弱者である者に対しての犯罪は残忍かつ凶暴化、そして単純化してきているように思われます。市内で整備されていく認定こども園は、施設の規模も大きくなると思います。本市の子供たちを守るため、就学前の施設における防犯安全対策について現状をお聞かせください。 最後になりますが、ICOCAの導入について。 新聞報道などによると、2018年の夏から兵庫県と岡山県にまたがる赤穂線9駅と山陽本線4駅にIC型乗車券ICOCAを使えるように各駅にICカード対応の改札機を置くと発表しましたが、より詳しい情報を行政サイドのほうがお持ちであるのならお聞かせください。 それとともに、市民の方も多分お聞きしたいと思うことを質問させていただきます。 1、ICOCAの使用ですが、来年夏から全駅一斉に使用できるのか、それとも順次導入の形で使用時期がずれるのか。その場合、赤穂線、山陽本線どちらが先になるのか。 2、移動距離が200キロ以内とされているが、実際どこまで行けるのか、おわかりでしたら教えていただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) おはようございます。 それでは、山本議員の質問に順次お答えをしたいと思います。 まず、具体的な質問に入る前段において、備前市に住んでいることへの市民が漠然的な不安を口にしているというようなくだりの中で、単に地域振興というかけ声でのパフォーマンスではこの状態を好転することはできないと、こういうような捉え方について私も同感であります。 そういうような中で、私たちは現状を直視して、いわゆる後ろ向きな捉え方でなく、ないものねだりじゃないあるものをどうして生かしていくのかと、そういうようなことを心がけねばならないんじゃないかと、私はそのように思っておりますし、このような一般質問におきましても単に執行部の批判ということじゃなしにこういうふうにしたほうがいいんじゃないかというような提案も含めてお願いできれば参考になると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、1番の1点目、公共交通の確保についてですが、本市の公共交通機関はJR、路線バス、日生諸島を結ぶ定期船、タクシー等で構成されております。しかしながら、人口の減少と少子・高齢化等により、公共交通事業を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。今後、市民の通院、買い物等の安心で便利な移動手段の確保と財政負担抑制の観点から、運行の効率化を具体的に考えていかなければならないんじゃないかと、このように思っております。 まちづくり等地域戦略との交通網との一体ということでございますが、持続可能な公共交通ネットワークの構築を図るために、公共交通は当然市が中心になり考えなければならないと思っております。そこには当然営利団体である交通事業者及び関係機関、市民の皆さんと連携して地域にとって何が望ましいのかということを考えていかなければならないと思っております。 御指摘のように、路線交通については大きな2つの視点があろうかと思います。一つは地域内の交通網の充実、いわゆる市民向けですね。あわせて外部の皆さん方から来られた方、また外から受け入れるための交通手段は何かと、そういうような二面性があろうかと思っております。 次に、第2次総合計画後期計画についてでございますが、私は余り片仮名語を余り好きではありません。というのが、正しく日本語として解釈できにくい、また受け取る方にもかなり個人的な受け取り方に差があるんじゃないかと、そのように常々思っております。 そういうことで、2点目のまずまちづくりの基本方針についてですが、スプロール化とは都市の郊外に無秩序、無計画に宅地が延びていっているということのようですが、中山間地である備前市においてはこのような現象は起きていないものと考えております。 また、今回後期基本計画の中におきましても、コンパクトシティーであるとかスマートシティーとかというような言葉がありますけれども、私はコンパクトシティーの捉え方につきましても、前市長はそれぞれの地域へつなぐIT、そういうようなものをお考えであったようでありますけれども、私はある面考えを同一しておりますけれども、私は具体的な手法として新しくできた担当職員制度により、それぞれの地域に不足するものがないかというような形でその地区を捉えて地区の解決に取り組んでいくと。そして、それは公民館等を拠点施設としてそれぞれ地域の皆さんが住んでいく、3キロ以内でしたかね、1キロ以内でしたか、その中で生活できる、そういうようなコンパクトなまちづくりをつくっていくほうが先決じゃないかというふうに考えております。 次に、観光についてですが、にぎわいをもたらす観光振興についてということですが、まず前段の観光について、概念として稼ぐという捉え方については私はそのような発想では失敗するんじゃないかと。やはりそこにおもてなしの心があったり、その地域のものを、誇れるものを外部にどのように表現するか、アピールするか、売るかということのほうが大切なんじゃないかと、そのように思っております。 したがいまして、観光資源につきましては備前市の人、文化、自然全てが観光資源であると私は考えております。まず、地域に住む人たちがその地域の魅力を再発見する、そういうことから入るべきだと常々申し上げておるところであります。同時に、それをどのように生かすかという知恵や工夫が必要であると考えております。 PRについてでございますが、その前に具体的に何点か目標達成を取り上げておられておりますが、具体的には今後一つ一つこなしていこうかと思いますが、今ここで申し上げる用意ができておりません。 PRにつきましては、ホームページやSNSでの情報発信はもとより、イベントへの出展、情報誌への広告など、従来のPR活動に加え企業との包括連携による官民一体となった新たなPR施策も取り組んでまいりたいと思います。今回のモンベル社との連携もそのようなことで、モンベルさんの営業戦略の中で備前市を大いにPRしていただけるんじゃないかと、そんなようなことも考えております。 体験型観光のPRにつきましては、2点目と同様、ホームページ、SNS、情報誌への広告、旅行会社への情報提供などを行ってまいりたいと思っております。 次に、安全・安心対策と道路環境整備についてでございますが、継ぎはぎだらけの道路でないかという御指摘をいただきました。大変申しわけないことだと思っております。道路に埋設している水道、下水、配水管等、個人宅に関するものも合わせますと頻繁にいろいろなところの舗装の剥ぎ取り等があり、そのような状況が生じているのではないかと思っております。危険と判断される箇所につきましては、直ちに舗装修理に取りかかりたいと思っておりますので、情報をお寄せいただければと思っております。 ゾーン30につきましては、御指摘のように希望がかなえられるように頑張ってまいりたいと思っております。 また、通学路の安全確保につきましては、毎年学校関係者やPTA、危機管理課、まち整備課と通学路一斉点検や交通安全教室を行っております。しかしながら、子供は規則正しく通学をしても運転者が無意識、また故意による速度超過をすることもありますことからゾーン30、そういうようなものをもっと徹底していく必要があろうかと思っております。警察の協力もいただくとともに、一層の交通安全の啓発に努めてまいりたいと思います。 認定こども園及び就学前施設における防犯安全対策の現状につきましては、保育園、幼稚園、こども園は全て園舎に警備委託を行っております。入退室管理のカードによるセットや記録、こども園には防犯カメラの設置及びその映像の記録を残しておるようであります。また、緊急時には警備会社の緊急対処員が昼夜を問わず駆けつけることになっているようであります。 電子錠の設置は全ての園が対象になっておりませんが、施錠の確認と不審者侵入に対する防御の用意は毎日点検するとともに、避難訓練等は全園で月に1回、地震や台風、不審者に対する被害、防犯訓練は年に1度毎年行っているようであります。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 今脇市民生活部長。     〔市民生活部長 今脇誠司君 登壇〕 ◎市民生活部長(今脇誠司君) おはようございます。 私からは、2番のICOCA導入についてお答えをいたします。 JR赤穂線、山陽本線の市内の9駅で予定されておりますICOCAの利用開始時期についてでありますが、御質問を受けて改めてJR西日本に確認をいたしましたが、現時点では新聞発表されていること以外で決定していることはなく、2018年夏ごろになるとのことでございました。 また、路線、駅ごとの利用開始時期につきましても、決定事項ではありませんが、予定としましては同時に使用開始となる見込みであるとのことでございました。 次に、移動距離200キロ以内でどこまで行けるのかについてでありますが、例えば西片上駅を起点にすれば西は広島駅、東は京都駅までが目安となります。ICOCAは通勤、通学等の近距離での使用を想定していることもあり、利用していただく上で特に支障はないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鵜川晃匠君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 山本議員。 ◆4番(山本成君) かなり明確にお答えいただいたので、ちょっと再質問も少なくなりますが。 まず最初に、公共交通のほうからお聞きします。 基本的なことをちょっとお聞きするんですけど、今のバス路線は、路線バスは何を基準にバス行路を決められたのか、ちょっとお伺いしたいんですが。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 路線整備の基本的な考え方としては2つの視点がございます。一つは、地域内交通として移動に困っている市民の方のためにバスを運行するもの、これが1つ目でございます。市営化前の既定、既存の路線、これを引き継ぐ形で今現在運行しております。 2つ目は、公共交通を軸に町を再編させる戦略という位置づけで人の新たな流れをつくる路線ということになります。市営化後に運行を開始した南北閑谷学校のぞみ線、そういうものがモデルとなっております。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) でしたら、例えばですが、公共交通空白地域、今西鶴の多分福田とか坂根とか、あのあたりなんかは何も公共交通がないと思うんですけど、そういうところから、そういう地区から要望があれば路線を検討するとか、そういうふうなお考えはありますか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 新路線の検討につきましては、その必要度と運行の安全確保、それからあと交通事業者との調整などを備前市公共交通会議で協議することが必要とされております。それらを総合的に判断することになるんじゃないかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) あと、過去同僚議員が質問したこともあるようなことをお聞きしますが、備前市には立派な総合グラウンドがありますが、利用者をふやす意味も含めて総合グラウンド行きの一部地域循環型のバスを運行してみてはいかがでしょうか。実証実験でもよろしいんで。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 提案としてお受けしたいと思います。 それから、空白地域についての質問がありました。きょうの山陽新聞でも瀬戸内市だったかな。せっかく路線を開設したけども、乗車率が0.8%だったと。こういうようなことで、つくれつくれといっても乗ってくれないようなケースもありますので、実際目的別運行というんですか、病院に行く人、買い物に行く人、そういうような人をうまく考えていくとか、そんなことなど考えながら恐らく次回にはそういう点も加味しながら再編成が必要じゃないかと。 例えば今前市長のときに片上と和気との路線が廃止されました。乗車率が悪いからということで廃止はしたようですけども、やはり都市間の基幹的なところなんで、それは復活すべきじゃないかという声も正直あります。そんなことも含めていろいろ検討していきたいと思っております。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) ありがとうございます。 その関連になりますが、これも過去同僚議員が質問していたのを覚えておりますが、久々井の総合グラウンドで土日なんかにスポーツの大会やイベントが行われるときに私も見たんです、伊部駅でおりた方が、その方々は大学生ぐらいで若いですけど、伊部駅から歩いて総合グラウンドまで行ってるんですよ。ですから、土日そういうイベントがあるだけでも伊部駅から総合グラウンドへのバスを出すようなことはお考えできませんか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 私も議員時代にそういうことを提案した記憶もあります。それが、どういう形で具体的にできるのか、そのあたりも今度はこちら側に立っておりますので、交通会議その他でその可能性について提案してみたいと、このように思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) ありがとうございます。 続きまして、まちづくりの基本方針ですけど、先ほどの市長の答弁でちょっとわかりづらかったんですけど、市長のお考えとしては無理して町を集約するような考えはないと受けとめてよろしいんでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) ちょっとその辺がコンパクトシティーとかスマートシティー、その辺のもう言葉の使い方なんで、私は備前市、ひとつの備前というのは難しいだろうと。もちろん備前市の中心はこの旧片上地区であり、そこに市役所があり、中央公民館がありというような、そういうような基幹的なものは当然必要でしょう。それとあわせてそれぞれの地域にいわゆるコンパクトシティーといいますか、小学校単位ぐらいな規模の一つの集落というか、そういうようなものが必要なんじゃないかと。それをITでつなぐということが構想であったようですけども、それが単なる住民票の取得というようなことではなしにそれぞれの地域で最低限度のことはでき、そして公共交通網で結ばれる、そういうような町が望ましい町じゃないかなあというような考え方を持っておるという意味です。     〔「ありがとうございます。安全対策……」と4番山本議員発言する〕 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) 済いません、手挙げてませんでした。ごめんなさい。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) 済いません。安全対策ですが、先ほど通学路のゾーン30の話をさせていただいて、市長からも答弁ありましたが、本当はゾーン30に対する意識が皆さんちょっと、市民の皆さん周知しているのかどうかもちょっと疑問なんですが、やっぱり朝通学の時間なんか見ていてもかなり飛ばしますし、車が飛ばしていくのを見ますし、もっと市民の皆さんに徹底的に周知する方法とかを考えていただきたいと思うんですが、意外に本当知らないと思うんです。ちょっと田原市長にお聞きするの気の毒なんで、高橋副市長にお聞きしますけど、伊部のマルナカの交差点から天津神社抜けてリフレセンターまでのあの中道、速度規制何キロか御存じでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 高橋副市長。 ◎副市長(高橋昌弘君) 30キロ以下と認識しておりますが。 ○議長(鵜川晃匠君) 山本議員。 ◆4番(山本成君) あそこはゾーン30の中でも特別区で、あそこは20キロ規制なんです。私ちょっと副市長に恥かかせてしまって申しわけないんですけど。ですから、やっぱり市民の方そういうのも知らないと思うんですよ。ですから、今ところどころにはゾーン30と道路に書いたりとかしていますけど、警察との協力も要るでしょうが、もっと道路に書いたりとか、標識をつくるようにしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 高橋副市長。 ◎副市長(高橋昌弘君) 地元に住んでいながら大変認識不足で申しわけございません。議員言われるように、やはり周知徹底というのは何ぼその看板をつけてみても、路面標示をしてみても、そういう意識がなければ何ら意味をなすものではございません。そういう中で、今後警察関係機関等と協議しながら周知徹底を図ってまいりたいと思います。 以上です。     〔「終わります。ありがとうございます」と4番山本議員発言する〕 ○議長(鵜川晃匠君) 以上で山本議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、森本議員の一般質問を願います。 2番森本議員。     〔2番 森本洋子君 登壇〕 ◆2番(森本洋子君) おはようございます。 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 1番目、選挙の投票率向上について。 10月22日に行われました第48回衆議院議員の選挙、小選挙区の全国平均の投票率は53.68%と戦後2番目に低い水準となりました。その一方、期日前投票の利用者数は全国で約2,138万人に上り、過去最多を更新しております。いずれも投票日の台風が大きく影響した結果ではありますが、期日前投票の制度が定着していると考えられます。 また、地方選挙においても全国的に投票率の低下が懸念されております。それを踏まえ、各自治体も投票率を高めようと独自の工夫を凝らして取り組んでいます。例えば秋田県では市町村が人の集まりやすい大型商業施設や駅前に期日前投票場を設置した結果、全投票者の半数以上が期日前投票を利用したとの報道もありました。 さて、備前市の投票率はといいますと、第48回衆議院議員選挙は55.26%、4月に行われました市長選挙は61.07%、平成28年10月の知事選挙は41.27%、平成26年5月の備前市市議会議員選挙は70.08%、また平成26年、27年に行われた国政選挙は55.28%、56.22%と国政選挙はいずれも55%強の水準で推移しております。 また、将来を担う若者の政治参加の拡大が指摘され、2016年6月からは18歳選挙権適用が始まりました。もちろん投票だけが政治参加ではなく、日常的に政治に、市政に関心を持ってもらうのは議会、また議員の使命であると思います。 投票率は、若者の政治への関心度を示す一つであると考えます。岡山市では、市内の大学に期日前投票場を設置し、大学生の投票を促しました。備前市における平成28年の第24回参議院選挙の小選挙区の18歳、19歳の投票率は41.97%、ことしの第48回衆議院選挙では39.57%と2.4ポイント減少とております。 一方、過疎地域でも高齢者の投票に工夫しているという報道がありました。島根県浜田市では、投票所が少ない山間部に移動期日前投票車を運行し、交通弱者の高齢者に歓迎されたというものでした。働き方の多様化で投票日に仕事が休みという有権者は少ないと考えられます。有権者が自分の意思を示す投票、投票しやすい環境を整えるべきであると思います。 そこで、3点お尋ねいたします。 1点目、現在は期日前投票を行う場合期日前投票所で期日前投票請求書兼宣誓書を記入してからの投票になっております。近隣の自治体では、個人に送付されている投票所入場券に期日前投票請求書兼宣誓書が既に印刷されており、自宅で記入して期日前投票所に行くという簡素化が図られています。 今回の衆議院議員選挙の前日は、台風の影響も考えて多くの有権者が期日前投票に来られ混雑していたと聞いております。市民の方からも、宣誓書が印刷された入場券をとの要望も寄せられております。備前市も入場券の見直しを考えるべきだと思います。お考えをお聞かせください。 2点目、18歳、19歳の投票に対して投票を促す対策として取り組んでいることがあればお教えください。 また、伊里中学校では生徒会の選挙にあわせて模擬投票という形で選挙に関しての教育をされていると思いますが、市内の小学校、中学校での取り組んでいることがあればお教えください。 3点目、高齢者の投票対策について取り組んでいること、また取り組もうしていることがあれば教えてください。 大きな2番目、DV防止対策について。 ことし9月27日にいんべ会館で開催されました演題が「加害者の実態から考えるDV問題」というセミナーに参加いたしました。加害者から考えるという今までにない内容でした。講師の伊田先生は、御自身がDV加害者プログラムを運営されており、DV対策に対して日本ではまだまだ不十分であるとの認識を示され、1つ目、被害者シェルターが少ないこと、2つ目、子供への支援が十分でないこと、3つ目、加害者の教育プログラムが行われていないこと、4つ目、DV防止の教育が充実されていないこと、5つ目、支援者向けの研修プログラムがなされていないということを上げられました。 また、DV、ストーカー、性暴力、デートDV、児童虐待などさまざまな要素が絡まり、被害者の内容も複雑化しています。 6月の一般質問でも取り上げましたが、そのときにはお聞きできなかったこと等お尋ねいたしたいと思います。 1点目、伊田先生もDV防止の教育の重要性を強調されていました。以前参加しました日本女性会議においても低年齢からの教育が今や必要であるとのことでした。教育現場においてDV防止教育に取り組んでおられるのか、取り組んでおられたらどのようなものか、お尋ねいたします。 2点目、高梁川流域圏では倉敷市が中心となって配偶者暴力相談支援センターとしてDVに関する相談窓口となり、専門家の配置をしています。備前市においては、職員の方が懸命に取り組んでくださっておりますが、しかしお一人での対応と御苦労も多いと考えます。先ほども申しましたように、複雑化する背景の中で専門家の配置は必要であると思いますが、どうでしょうか。 3点目、地域担当職員制度について。 一般質問で連日取り上げられておりますが、私なりの思いもあるので、通告どおり質問させていただきます。 10月2日に市役所にて60人の市職員に対して任命書交付をされた地域担当職員制度についてお尋ねしたいと思います。 以前に配付されているスケジュールには、地域担当職員に発令後、各地区長等へまちづくり会議(仮称)の立ち上げと会議メンバー選定の依頼、今後の方向性についての協議、続いて会議メンバーの決定、第1回会議開催の準備等を示されております。 先月受講しました研修の中で高知県黒潮町の防災に特化して地域担当職員と住民が協力し、防災活動に取り組んで成功した事例の紹介がありました。取り組むなら住民と一体になって成功してもらいたいと思います。備前市の進捗状況をお教えください。 4点目、防災について。 「災害対応力の強化に向けて」と題したセミナーに参加いたしました。中央防災会議防災対策実行会議委員でもあり、関西大学社会安全学部特命任命教授の河田先生、また熊本市の危機管理監の井上氏の講演の内容は、現場を経験した方での話であり、さまざま考えさせられるものでした。 特に、危機感を持ったのは、岡山県は、備前市は災害の少ない地域であること、台風が日本に上陸しても影響が少なく安全であるとの考えが定着しているということです。河田先生は、日本の中で今どこにいてもどのような規模の災害が起こるかわからないと言われました。あってはならないことですが、備前市に経験したことのない災害が発生した場合、今の取り組みでは厳しいとの思いしかありません。井上氏も、経験して失敗して学ぶというような悠長なことは災害現場では通用しない。少しでも不安を解消する事前の取り組みの必要性を言われました。自治体の災害に対する対応能力が求められていると思います。 そこで、2点お尋ねいたします。 1点目、受援計画について、国から受援計画の策定を求められていると思いますが、策定の義務も含めて備前市での対応をお教えください。 2点目、自主防災組織についてですが、今までは組織率とか防災訓練の有無等注目しておりました。今回、研修を受けた中で自主防災組織と地元の消防団で事前に高齢者の寝室の場所を確認していたため、家屋の倒壊があっても寝室の場所を捜索したため救助につながったとの事例も聞きました。作成されている避難行動要支援者の名簿が災害が発生したときに速やかに対応し、被害を出さないためにも自主防災組織に求められているものは大きいと考えます。今後、自主防災組織に何を求め取り組んでもらいたいのか、市の考えをお尋ねいたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕
    ◎市長(田原隆雄君) それでは、森本議員の質問に順次お答えいたしますが、1番、選挙の投票率向上につきましては教育長及び担当者からの答弁とさせていただきます。 2番目のDV防止対策についてですが、DVは重大な人権侵害であり、男女共同参画社会を実現する上で重要な課題と認識しております。DV防止基本計画は、第3次男女共同参画基本計画の重点項目の一つで、男女間のあらゆる暴力の根絶を備前市DV防止基本計画と位置づけ、DVの根絶及び被害者の支援に取り組んでおります。被害者への支援を第一と考えながら、必要な支援や対策、DV被害をなくするための啓発や相談窓口の周知及び専門家の配置を今後も先進地の事例を参考に調査研究をしてまいりたいと、このように思っております。 次の地域担当職員制度についてですが、担当職員の選考につきましては、職員の自発的といいますか、積極的な参加を期待し、基本的に公募により選定をいたしました。10地区各6名での公募をかけましたが、約半数の職員に応募いただきました。残りの半数につきましては、役職、男女、居住等を勘案の上、補充選定をいたしております。 半数しか応募がなかったことについての評価はいろいろ考え方はあろうかと思いますが、私はそれなりに評価をいたしております。気になるところは全く希望者のなかった地域があったことも事実でありまして、これは問題視しなければいけないんじゃないかと思っております。 次に、現在の進捗状況につきましては山本議員外議員の皆さんに答弁したとおりです。特に内容があれば再質問いただければと思います。 防災についての1点目、受援計画の策定につきましては、平成29年3月に地方公共団体のための災害時受援体制に関するガイドラインが内閣府より公表されました。当市におきましては、県と県内市町村、せとうち・海の路ネットワーク、AMDA、日本六古窯の市町、日本教育遺産群市町などと災害時相互応援協定を締結しており、地域防災計画も策定しておりますが、具体的な受援計画については設定時期は定まっておりません。このようなもとで、今年日田市の災害にも駆けつけさせていただいたところであります。 今後、昨今の全国自治体での異常気象による大災害に鑑み、集中豪雨などが想定される場合には議員御指摘のように全職員が危機感を持って迅速な参集や広報活動などの対応ができるよう取り組んでまいりたいと思っております。 2点目の自主防災組織についてですが、災害時におきましては市、消防、警察の活動にも限界があり、地域の災害を最小限に食いとどめるためには自主防災組織を立ち上げ、地域住民の方々がみずから連携協力して防災活動をしていただくことが肝要であろうと考えるための組織であります。 市内には、現在89組織が設立されております。きのうの一般質問の議論にもありましたが、組織づくりとともに平時における訓練も大切であり、降雨時前に土のうをつくり、被災時には、避難時にはお互いに声をかけ合い、高齢者の方への支援をして避難していただくなど、地域社会共助による災害を最小限にとどめたいと考えております。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 杉浦教育長。     〔教育長 杉浦俊太郎君 登壇〕 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 皆さん、おはようございます。 私からは、1番、2点目、学校での投票率向上という御質問がございましたので、この部分についてと、2番、DV防止対策の教育現場での取り組みについてお答えをいたします。 まず1番、学校での投票率向上についての取り組みでありますけれども、中学生は社会科の公民的分野で政治や選挙について学んでいます。また、学校によっては生徒会役員選挙のときに備前市選挙管理委員会から記載台や投票箱を借りて投票を行っております。このような活動によって選挙について理解を深め、選挙権を行使する意義等について理解を深めさせたいというふうに考えております。 次に2番、DV防止対策の教育現場での取り組みについて。 毎年、県が作成いたしましたデートDVに関するパンフレットを中学校2年生に配付をしておりまして、パンフレットを活用してデートDVとは何か、加害者や被害者にならないためにどうしたらよいかといった内容の話をしております。 また、専門家を講師に招いて男女交際や結婚、出産などに際し男女がお互いの人権を尊重することの大切さについての講演会を開いている学校もあります。 さらに、実はあす12月9日に吉永地域公民館で人権教育啓発講演会を開催いたします。議員お越しいただきました9月は加害者の側の視点といったことなんですが、今回は被害者の側の視点ということで、御自身が壮絶な児童虐待に苦しまれた講師の先生をお招きし、「虐待の淵を生き抜いて」というテーマで講演会を開くことにしております。 私からは以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 今脇市民生活部長。     〔市民生活部長 今脇誠司君 登壇〕 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 私からは、1番、選挙の投票率向上についてをお答えいたします。 1点目、期日前投票についてでありますが、本市の入場券は世帯ごとに4人分をまとめて1枚に印刷し、郵送をしております。この方式の採用理由は、郵送数を抑えることやはがきの形態により大幅な郵送料の削減を実現するためでございます。 また、期日前投票においては二重投票や成り済まし投票の防止を目的とした投票情報の確認行為が必要であり、お一人をオンラインで確認している間にお二人目以降の投票者の方が投票用紙請求書兼宣誓書の記入をしていただくという現在の投票方法で時間や手間においても問題がないと考えております。 また、請求書兼宣誓書をあらかじめお送りされている他の市町に状況をお聞きしましたところ、半数以上の方が未記入のまま来場されているという状況もございます。定着している現状の方式を当面は継続したいと考えております。 2点目の18歳、19歳の投票率向上についてでありますが、若者に対し選挙の大切さや投票参加の意義を伝え、関心を高めてもらうことが極めて重要であります。市内の高等学校に出向き、選挙制度の解説と模擬投票を行う出前授業や、卒業式前に校門付近で啓発を行いたいと考えておりまして、実施できるように調整をいたしているところでございます。 3点目の高齢者の投票対策についてでございますが、高齢者にターゲットを絞った投票対策としては今のところ実行しておりません。他団体の取り組みを参考にして本市のあり方を今後検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(鵜川晃匠君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) それでは、最初から再質問をさせていただきます。 不在者投票なんですけれども、予算の関係を言われるんだろうなというのは想定していました。ただ、先ほどの答弁の中で他市に聞いたら半分ぐらいは書いてこられていないと、投票の入場券のほうに印刷されている場合は。でも、それに書いてこられている方もいらっしゃるのであれば、確かに予算面でどうのと言われるのも想定はしていたんですけれども、それを利用したいと、そのほうが簡素化を図れていいんじゃないかという市民の声もあるんですけど、その点は部長どういうふうにお考えですか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 経費、郵送料でございますけども、これを削減を今できているわけなんですが、おっしゃるように他市町よりはがきの形等でですと利便性は恐らく向上すると確かに思います。そのあたりで経費をどのように捉えるかというところで、今定着しておりますので、当面このままというふうに考えておりますけども、もし仮にはがきの方式に変えますと、今大体4枚のもので大体平均3人ぐらいが多いと思うんですけども、そうしますと約3倍ぐらい郵送料が要るのかなと、郵送料と印刷代もありますけども、そういうふうに考えております。ちょっと今後また検討はしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) 正直私も市民の方から指摘をされるまで、結婚して兵庫県のほうに住んでいるときは一人一人はがきで来ておりました。それが普通だと思って、結婚したらつづりで切り離すのかというて当時はびっくりしたんですけど、やはり長いこと住んでいますと気がつかないもので、これが普通の投票の仕方だというふうに思っていました。ところが、やはり指摘を受けましたら切り取りにくいとか、切り取った後ばらばらにしたらどこへ行ったかわからなくなるとか、逆に財布の中に入れておけるので、なくさずに便利だという声も確かにあるのは確かなんですけれども、混雑のことを考えたりしましたら、若い方はさっと済ませてさっと帰りたいというどうも希望があるみたいです。やっぱり若い方の投票率を上げようと思ったら、期日前の投票所でじっと順番が来て待っとくっていうのはどうも苦痛だという声もたくさん聞いておりますので、その点をもう一度踏まえて、予算のことも言われてるんですけれども、やはり投票率向上のためにも再度考え直していただきたいなということを申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 以前、圧着の形でとりにくいというお話もございました。それから、高齢者の方がちぎるといいますか、持ってくるときになくしやすいとかというようなお話もございましたので、日本全国多い形にいくほうが、また高齢者のことも考えますとそういうほうがいいかもわかりません。今後、ちょっと研究をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) ぜひ研究してみてください。 それと、不在者投票に当たって郵送とかのことがあると思います。18歳、19歳、特に19歳なんですけど、住民票を備前市に置いたまま大学に、違う他県の大学に行くというケースも多々あります。それで、郵送を使っての投票もあると思うんですけれど、今回も指摘を受けたのはホームページの進入が大変難しいということを指摘されました。選挙管理委員会のほうに進入していって、ずっと不在者投票の宣誓書のコピーすることはもちろんホームページからできるんですけれども、なかなかそこにたどり着くまでに見づらいていうことも多々指摘を受けたので、できましたらホームページを選挙前にそういう皆さんが開いてすぐに選挙関係のことだっていうことがわかるような形式をとってもらいたいと思うんですけど、部長どうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) ホームページに入りにくいというお話でございました。選挙近くになりましたらそのあたりが初期画面といいますか、最初の画面のほうを見ていけるような形にまた考えていきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) 今度、教育長にちょっとお尋ねします。 岐阜県の可児市のほうでは高校なんですけど、県立の高校なので、教育長にお話しするのはどうかと思うんですけれども。高校のほうに協力をしていただいて、高校生にこの投票のことを勉強してもらうという形で取り組んでいるという例もあるんですけど、教育長そこら辺はどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 当然、選挙権が18歳に引き下げられたわけですから、高校生への教育というのも必要だと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) 教育長も片上高校を含めて行かれることがあると思いますので、もしよければ実情とか掌握していただいて、また委員会等でも御報告していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 次、行かせていただきます。 DV防止の対策でございます。 市長のお話を聞けてよかったです、実は前々回のときに市長からのお話がなかったので。 DVサポートというところに私が運営委員で所属していまして、皆さんよく注目されているなと感心したのは備前市市長選があって変わられましたねということで、市長さんは今度DVをどんな思いで考えておられますかというて1番に聞かれました。皆さんやっぱり各首長さんがどういう思いでDV対策をとられているのかっていうのをやっぱり女性団体の方、そういう団体の方は非常に気にされておられたんだなっていうことを改めて感じました。市長の決意が聞けてよかったと思います。 それとまた、専門家の配置も検討していくということなんですけれども、正直倉敷のほうの高梁川の流域圏においてもやはり小さな市町村では専門家を配置するっていうのは予算的な部分で難しいっていう話で大きな倉敷市が中心的になっているんですけれども、今も現在も一人で女性の方が担当ということで備前市のほうも取り組んでくださっています。専門家も大切なんですけれども、こういう男女共同参画とかDVていうのは女性だけではないので、できましたら男性の担当職員も配置してもらいたいなあと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 一応、今いる女性職員を思われているんだと思いますけど、係長がもう一人兼務と、それから課長ということで、いっつも1人ですと対応し切れるもんでございませんので、課内での対応はできているというふうには思っております。今後、広域のお話もございましたんで、西高東低という言葉を使いたくないんですけど、高梁川流域のほうで大きなのがあるというお話がございました。今後はそういうものをまた県のほうへも、県でありますとか、岡山市ですとか、そういうところへ働きかけていく必要があるんかなというふうに思っております。備前市の今の体制では一応課内での対応でやれてるんじゃないかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) きのうの機構改革の組織論にもありましたけども、担当を決めてしまうとどうしても担当だけみたいなことになってしまうわけなんで、課という形で対応させていただくことになるんじゃないかと、このように思っております。 ただ、このDVの件はなかなか実態が伝わってこない、そういうことのほうがむしろ問題だと思っておりますので、そういうようなDVの相談が受けやすい体制づくりが必要なんじゃないかなと思っております。そういうことで、またいい方法があればお願いしたいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) まさに市長がそういうふうに受けやすい相談の窓口と言われたことが本当に大切なことだというふうに考えております。女性職員だけていうて男性職員も、課長も係長もということを今部長もおっしゃられたんですけれども、やはり今は男性側もDVをしないような勉強をしていこうというホワイトリボンという取り組みも神戸のほうで始まっております。その点も踏まえていろいろ男女共同参画、またDV防止に関しても男性側の講演とかそういうことも考えて、どうしてもDVのこういう問題になると対象が女性の方が多くて男性の参加者がやっぱり少ないんですね、どの会場に行っても。やはりこういうことは男女ともに学んでいかないとなかなかなくならない厳しい問題だと思いますので、その点部長どうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 男性を対象にした研修というのは確かに今までなかった視点でいい話だろうと思います。今後、課のほうに持ち帰りましてそういう場を設けていくように検討していきたいなというふうに思います。ありがとうございます。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) DVはこれ最後にしますけれども、実は少し前まで県内で何市町村かこのDVの基本計画ができていないところがありました。私たちのその団体でできていない市町村のところへ市長にお願いして何とか基本計画を作成してくださいというお願いしたところ、赤磐市が昨年立ち上げてくださいまして、それまでにも相談窓口の支援ネットワーク連絡協議会等設置されてはいたんですけれども、基本計画というきっちりしたものがなかったので、このたび作成をしてくださいました。 備前市にももろちん男女共同参画の中にDVの基本計画は入ってるんですけれども、ページ数からすると大変少ないものでございます。もう少し詳しく基本的にのっとったものに書きかえてもらいたい、つくってもらいたいという要望をしておきたいと思います。 また、先ほど市長が言われた窓口、これやっぱり一つ相談しやすい窓口をつくっていただきたいなっていうふうに思います。もうそこ、窓口を通せば全ての課につながってDVの被害者の方、またいろんな人が回されることなく一つの窓口で対応できるようなことを考えてもらいたいと思うんですけれども、市長どうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 努力したいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) それでは次に、地域担当職員のほうに移らせていただきます。 もうこの2日間でいろいろ言われてあれなんですけれども、私が先ほどの一般質問の中でも言いましたように、黒潮町がやはりこういうことをして成功事例で聞いてまいりました。大変よかったかなあと思うんです。でも、ただ単にそれが職員が入ってその地域の方と話しするといってもワークショップ形式で、地域の方がそれぞれどういうことが問題かっていうのを本来なら出していくのが一番なんでしょうけれども、ここの黒潮町はやっぱり災害、津波ということで、避難所をどうしたらいいかっていうことを地域住民の方と避難所の場所の設定とか、そういうことも含めてワークショップ形式でいろいろな形で皆さんの意見を聞いて一つのものを取り組んでいったっていう事例を紹介されていました。だから、市長が今お考えの制度とこの黒潮町が取り組んでいる制度と思いは多分一緒だと思うんですけれども、やり方が少し違うので、やはりきのうも言われていましたその地域から問題を上げてもらってという形も確かに必要だとは思うんですけれども、地域の格差もあるって、先ほども職員が応募をかけても手が挙がらなかった地域もあるということなんで、やはりある程度のテーマをこちらから出してあげることも必要かと思うんですけれども、市長いかがでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 統一テーマは何といいましても学びの町備前としてどういうことを地域で考えるべきか、また人口減少をどう食いとめるかという共通テーマがございます。あわせて時折々に出てくるホットな話題についてのテーマ設定についてもお願いしたいと思います。 それで、それぞれの地区担のチーム、班といいますか、チームといいますか、その進め方につきましては我々が育った時代と違って若い職員たちもワークショップという手法もだんだん定着しているようでありますので、そういうような手法でもって幅広い意見が上がってくるんじゃないか。要は、ともすれば縦割りとなる市の行政組織の中で、それを持ち寄っていただいて、何度もお話ししますが、仕事はそれぞれの原課がするんだというようなことでございますので、御理解をいただきたい。問題は、地区担で持ち上がりますけれども、その処理、処理といいますか、実務については原課がやるんだという縦割り行政を少しでもなくしようと、そういうような手法の一つだと、こういうように御理解願いたいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) ここの道路を直してほしいとか、そういうことは普通の自治会の流れでもできると思いますので、ここでは避難所のことを例に挙げましたけど、通学路という形で取り組んでいるところもあるそうです。だから、もし行き詰まっている地域があればやはりある程度の主導をこちらでとってあげたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは最後に、防災についてにいきたいと思います。 受援計画確かに河田先生もおっしゃられていました。小さな市町村ではもう計画を立てるのが難しいというお話も聞いてまいりました。先ほど市長がおっしゃったというのは多分応援しに行くのは割と計画としては立てやすいんですけど、受け入れになったら経験したことがないところとは取り組むところが大変難しいというお話もありました。熊本市でさえやはり混乱して1週間はどうにもならなかったというお話を聞いてまいりました。ぜひ来てくださいというお話もあったんですけれども。 何点かその熊本市の政策監がおっしゃられたことは、担当はやはり長期間、防災の担当は長期間取り組まれたほうがいいと。河田先生もやはり10年ぐらいは同じ担当者でやってもらいたいという話もあったんですけど、市長この防災、危機管理課に当たるかと思うんですけれども、多分そんなに長いことされていないと思うんですけど、この考えはどうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 突発的な事項に対応するためにはそれなりに手なれた職員が必要かと思います。基本的にはそういうことだと思います。 あわせて受け入れはそういうようなことであります。今回の田川にしましても……     〔「日田市です、日田市」と2番森本議員発言する〕 日田にしましても、副市長と危機管理の担当の者がお邪魔しました。申し入れに行きましたけれども、受け入れについては今のところ十分であるというか、その後追って連絡するというようなことでありました。御懸念はよくわかります。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) 指摘を受けたのは、わかっている人が本当にたくさんの方が情報を共有してわかっていたらいいんですけど、本当に少ない人数の共有の場合、その人が被災するっていうことを職員の方は割と考えておられないという話を聞いてきたんです。避難所の運営にしても、当初は多分職員が行くと思うんですけど、その職員本人が被災したり、家族が被災した場合、どうしても動けなかった場合は次誰の職員が行くのかっていうのを割と配置を考えていない例も多いていうことも聞いたんですけれども、その点はどうなんでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 大西市長室長。 ◎市長室長(大西武志君) 例えば避難所の関係ですけれども、タイムラインの計画の中では3名、1避難所につきまして3名を配置しております。タイムラインの中で各担当につきまして複数名を配置しまして、おっしゃられるように来られない場合も十分考えられますので、できるだけ対応が可能なような状況をつくっております。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) もう対応されているのでしたら大丈夫というふうに受けとめておきます。 正直なところ、委員会等でも話があったときになかなか皆様顔を合わせて誰がしゃべるのかなっていうていう感じの場面が多々多いので、正直不安を感じておりますので、できればそういうことがないようにさっと答えていただければこちらも安心するのかなあと思いました。 ただ、河田先生の話や井上氏のお話を聞いた場合に、本当に特に私たちもそうなんですけど、備前市は災害が少ないからと安心してしている節があります。前にも申しました群馬大学の片田教授も災害が来ていないところこそ大きなのが来ればとんでもない災害が来るというような指摘もされておりますので、やはり市民がそういう認識がなくても議員初め私たちがしっかりとそういう心構えで準備をしていくことが大切ではないのかなというふうに思っております。その点はどうでしょうか、市長。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) そのようなことだと思います。雪の降らないところの人のほうがちょっとの雪でも事故があるというようなこともそういうことだと思っております。 そういう中で、備前市の場合は台風の例をとりましても72時間前に調整会議を立ち上げて、刻々と入ってくるいろいろな情報についてその都度対応してまいると。余り早くやっていて結局何もなかったなあということでオオカミ少年のようなことになる心配をしながらも、そういう訓練を積み重ねていくということのほうがいいんじゃないかということで72時間前の立ち上げを行っております。 ○議長(鵜川晃匠君) 森本議員。 ◆2番(森本洋子君) 市長のそのお考えは大変よかったと思います。河田先生も言われていました。タイムラインを取り入れられていると思うんですけども、空振りを恐れずに首長さんにはしっかりそういうことをやってほしいということを河田先生もおっしゃられていました。とかく議員が早目に出し過ぎたんじゃないのかだとか、空振りだったじゃないかとか、議員の指摘が多いけれども、議員に対してはそういうことを言わずに首長さんは最善の策をとるためにも空振りを恐れない、そういうことを支持してほしいと、それをしっかりと議員は支持してほしいということを講演を受けてまいりましたので、その方針でやっていただきたいと思います。 あと一点で終わりますけれども、これは確認していただきたいと思うんですけど、指定管理者制度のがあると思うんですけれども、熊本市で言われたのは指定管理者のところを避難所にしている場合には、そういう契約書の中で災害時の対応ていうことが抜けている場合が多々多いということを指摘されました。そういう契約面に関しても、災害時はどうするかっていうのがもし抜けていればそういう契約もしっかりと見直していくことが必要ではないかなっていうことを指摘を受けて帰ってまいりましたので、その点だけお伝えして終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(鵜川晃匠君) 以上で森本議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 会議中途ですが、この際暫時休憩します。     午前10時54分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(鵜川晃匠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 西上議員の一般質問を願います。 5番西上議員。     〔5番 西上徳一君 登壇〕 ◆5番(西上徳一君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 まず1番目、SNSによる犯罪被害やいじめの防止対策について。 ①神奈川県座間市で女子高校生ら9人の遺体が見つかった事件を受け、岡山県警少年課は11月16日津山市の市立鶴山中学校で女子生徒を対象にしたインターネットモラル教室を開きました。被害女性らが会員制交流サイト、SNSの書き込みを通じて容疑者とつながっていた点を重視しています。スマートフォンの所持がふえる年代に絞り、正しい使い方や被害を防ぐ方法を話し合っています。 警察庁の統計によりますと、ことし1月から6月に出会い系以外のコミュニティーサイトを使って事件に巻き込まれた18歳未満の子供は過去最多の919人、被害者の8割を女子中高生が占めていました。モラル教室は、女性警察官が座間市の事件概要を説明した後、画像のやりとり、援助交際の書き込み、サイトで知り合った人と実際に会うという事件に発展した3つの例を示し、生徒はどうすれば被害が防げるかを考えました。 鶴山中によりますと、生徒のスマホ所持率は6割以上で、大半がSNSを使用しているといいます。県警は、今後ほかの中学校でも同様の教室を実施するという方針であります。 そこで、本市の生徒のスマホ所持率はどうなのでしょうか。また、防止対策として同様のインターネットモラル教室の開催などの方策は考えていないでしょうか。 小さい2番目、SNSを活用した中高生のいじめ増大について。 長野県教育委員会が9月、LINEを使って中高生の悩み相談を受け付けたところ、2週間で1,579件のアクセスがあり、547件の相談に乗ることができたということです。電話相談の約55倍のペースでLINE社と一緒に体験した長野県教育委員会の担当者は、想定以上に効果が大きかったと語っています。LINE社には、現在10から20の自治体から問い合わせが来ており、取り組みを全国に広げていきたいとの考えであります。 同様の試みは11月から滋賀県大津市で試行が始まっており、市内の3つの中学校に通う約2,500人を対象にLINEでいじめの相談を受け付ける試験運用を始めました。来年3月まで越直美大津市長は中学生から電話や手紙よりもLINEで相談したいという声が多かった。件数が多ければ事業継続も検討したいとコメントされております。 生徒は原則匿名で、心理カウンセラーが平日午後5時から9時までLINEでやりとりをする。具体的な対応が必要と判断した場合は、市の窓口に相談するよう勧めたり、生徒が希望すれば関係機関や学校に情報を提供したりもします。 そこで、本市でもLINEを使ったいじめ相談などができないでしょうか。 小さい3番目、相談しやすい環境づくりについて。 インターネット上のいじめなどの被害に遭ったり、目撃したりした子供たちがネットを介して匿名で学校に相談、報告できるシステムの運用を岡山県教育委員会が備前緑陽高校でスタートさせました。アメリカなどの海外で普及しているシステムで、STOPitと言いますが、国内の高校では初の導入です。対面の生徒指導やネット上の書き込みでの監視で見抜けないトラブルの早期発見、解決に役立てたい考えであります。 このSTOPitシステムはアメリカ発祥で、6カ国6,000校で利用されており、国内で運用するストップイットジャパン東京によりますと、ネット上でのいじめやもめごと、ネットを介さないほかのトラブルをめぐる相談、報告を望む生徒がスマートフォンやパソコンから専用サイトアプリで記入すれば学校に匿名で届く仕組みであります。 そこで、備前緑陽高校の取り組みによる成果は、成果などの情報がわかればお教え願いたいと思います。 大きい2番目、佐山古墳群の保存整備について。 1番目、備前市佐山惣田奥には十数基の横穴式石室を有する古墳や古墓の存在が確認されており、これらを総じて惣田奥古墳群と称しています。そのうち惣田奥池下手西方の山麓付近に所在する1号墳は直径約10メートル、高さ約2メートルの円墳で、東に開口する両袖式の横穴式石室は全長約10.5メートル、玄室長5.5メートル、幅1.7から2メートル、高さ1.7メートル以上をはかり、天井石は5枚で構築されています。この規模はこの群中の中では最大であります。 その中で4号墳は昭和56年に倉敷考古館や地元関係者の協力によって発掘調査がなされています。石室の中からは須恵、家形陶棺が出土し、考古館で調査、展示もしていますが、身の長さは76センチメートル、幅は30センチメートル前後の小型なもので、中には火葬された骨が納められていました。7世紀最末期から8世紀初頭のものと言えます。中央で火葬が始まったとされるときに等しい時期であり、その被葬者はこのころから次第に佐山地区で盛んになっていく須恵器生産や公的な職に関与した可能性があります。本市においてこのような歴史的価値のある古墳群を後世まで保存するため、展示施設等の整備をすることはできないでしょうか。 2番目、佐山東山窯跡について。 昨年の9月議会で一般質問した際、奈良時代8世紀後半の佐山東山窯跡が須恵器窯では国内最大級であることが岡山理科大学の発掘調査で明らかになり、今後どのようにかかわっていくのかの質問に教育長は、備前市としては発掘の手続、それから現地説明会の情報発信など、特に私は情報発信を重点的にやっていきたいなと思っておりますが、そういった面で協力をしていくということになりますと御答弁されていらっしゃいますが、具体的にどのような情報発信され、成果はどうか、また調査終了後の活用方法は考えられたのか、お教えください。 3番目、旧アルファビゼン電線盗難事件について。 6月定例会では、旧アルファビゼン電線盗難事件に関連する内部情報資料が外部に流出していた事件について、田原市長が議員選出の監査委員をされていた時期の監査資料だが、市長という立場になってこの事件をどう感じているかという一般質問をしました。その答弁で、市長はその文書についてその内容や現物について私は全く知りません。一体いつ、誰が、誰から手に入れられ、どのように処理されたのか知りたいものでありますと答えられております。 一方、その後の10月10日に開催された旧アルファビゼン盗難事件調査特別委員会、いわゆる百条委員会において、参考人の意見聴取に来ていただきました塚元氏は、内部情報資料の流出事件に関与されたのではという委員からの質問に対して田原さんの家の裏のブドウ畑で田原さんから内部文書をもらったと、またトランクいっぱいの資料だったとも言っておられました。この双方が主張する食い違いについて、市長から御説明いただきたいと思います。 以上、明確な御答弁をお願いいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、西上議員の質問に順次お答えいたしますが、私は第3番、旧アルファビゼン盗難事件についてをお答えさせていただきます。 6月議会の一般質問での私の答弁に納得いただけず、なおかつまた昨日の川崎議員の質問に対する答弁でもいまだ理解がいただけないということは大変残念であります。この際、多少時間がありますが、はっきり説明をさせていただき、もうこの問題についての決着を図る必要があるんじゃないかと、このように思いますので、おつき合いをお願いしたいと思います。 まず、塚元氏が10月10日の旧アルファビゼン盗難事件調査特別委員会で、すなわちいわゆる百条委員会でどのような発言をされたか私は知りませんけれども、あなたも出席されておりました昨年11月14日の百条委員会では、虚偽の発言をしないという宣誓書に署名を拒否された。そういう方のこのたびは参考人としての説明であります。その宣誓を拒否した塚元氏につきまして、出頭拒否に当たるのではないかということで告訴するべきだというような発言をされたのはあなた方のグループの方じゃあありませんか。 川崎議員への答弁との重複を避けたいのですが、塚元氏の具体的な文言が出ておりますので、塚元氏が我が家を訪ねたのは、きのうもお示しいたしましたように平成27年6月23日からが初めだと思います。その後、十数回は私の家を訪れております。ブドウ畑ではありませんけれども、最初は私の家のベランダのブドウ棚の下であったことであります。その後、自宅の居間でお会いすることも何度かあります。 旧アルファビゼンの電線盗難事件の早期解決を図るために議員時代、そして今私は市長となった今も一貫してアルファ問題についてちゃんと決着をつけねばいけないと、それを追求しているわけでございます。 そのような中で、私が資料をということよりも、塚元さんはかなり以前から熱心にアルファ問題について資料を集められておられます。きのうもお見せしたように、1から10まで、9までですか、番号を打っていろいろな資料を私のところへもお持ちいただいております。最初は、平成17年3月9日からの書類であり、そして2番目としては平成18年5月26日、3番目は平成20年3月31日、4番目は20年12月22日、5番目は21年1月9日、6番目は22年1月11日、7番目は23年1月4日、同じく23年10月4日、8番目は25年3月25日、9番目は27年5月29日と、このように非常に熱心にアルファ問題についての追求といいますか、研究をされておられた方であります。したがいまして、私からあえてどのような書類を必要であったか、そういうことについては疑問であるわけであります。御理解を願いたいと思います。 ただ、私が訪問したのが一回ございます。それは、8月17日に非常に重要な書類を発見したんで、よかったらどうぞということで自宅を訪問させていただきました。その内容は、合併前に備前市がアルファの中で計画している図書館、公民館の平面図だったかと思っております。 さて、西上議員、あなたは百条委員会設置についても反対されております。ここに私のところへ塚元さんからいただいたアルファ百条委員会設置に反対する議員というような中にあなたの名前もございます。きのうの川崎議員の名前もございます。 そしてまた、住民の署名運動で成立した直接請求による、それが選挙管理委員会で認められ、特別委員会の設置につきましても前市長の意見に同調し、あなた方は反対されております。そのあなたが今アルファビゼンの疑惑解明をする運動に熱心に進められている方の声を信じて終始一貫アルファビゼン事件の解決に努める私に一体何を言わせたいんかと。その理由について私は理解ができません。 公文書の流出ということですけれども、一体公文書とは何なんですかと。また、その流出を重要視するとするならば、当時文書の管理をされたのは前市長なんですよ。その前市長の管理がずさんだったということを追及しなければいけないんじゃないでしょうか。また、私が流出したというならばその根拠は何なのか、明らかにしていただきたい。大切なことは、アルファビゼンの真相解明こそ重要な主たる目的じゃないんじゃないですかと。その本質をすりかえることのないようにしていただきたい。 西上議員、あなたはアルファビゼンに対して今後どのようなスタンスで議会活動をされようとしているのか、反問権が許されるなら聞きたいものであります。私は、情報公開を基本に市政運営をしていく、これからもしていく予定です。無断公文書の流出は認められませんけれども、流出した文書がどのような機密性の資料なのか、また備前市にとってどれほどの被害、損害を与えたのでしょうか。この件は、ただ市長である私への不信感を、持ち出した、持ち出したということを世間に流布して不信感悪い、目的以外には何もないんじゃないかと、このように思うわけでございます。もうこの件はこれくらいにしていいのではないかというふうに思います。もっと前向きで明るい有意義な議論を期待をしたいものであります。 アルファ問題についてはしっかり今後とも追求していこうではありませんか。そういうことこそ議会がするべきことじゃないですか。私はそのように思います。私が一生懸命主張したアルファ問題を百条委員会としてもう一度我々の手の届かない問題は監査委員にもう一回お願いしようじゃないかということをあなたたちは反対したじゃないですか。だから、私は今市長になって改めて市長として監査委員に問題の疑惑について再監査をお願いしています。今、監査委員さんがしっかり我々の手の届かないところを監査していただけると思います。 それから、その監査委員に議会監査請求をしようかというたときに百条委員会で十分じゃないですかということで反対したんでしょ。納得いかないなら法的手段に訴えていただいて結構です。対応させていただきます。それなりの資料を私は持っているつもりです。 以上で答弁にかえたいと思います。再質問があればどうぞ。 ○議長(鵜川晃匠君) 杉浦教育長。     〔教育長 杉浦俊太郎君 登壇〕 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 続いて、私からは1番、SNSによる犯罪被害やいじめの防止対策についてお答えをいたします。 1点目、本市の生徒のスマートフォンの所持率及び防止対策についてでありますが、備前市教育委員会独自でこの単独のスマートフォン所持率についての調査は行っておりませんが、平成29年度全国学力・学習状況調査の生徒質問紙では、備前市の中学3年生のうち86%の生徒がふだん携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットを行っているという結果が出ております。 防止対策について、各校において警察官や大学教授、携帯電話会社の方を講師にお招きしてインターネットの危険やSNSを使用するときの注意点について学ぶ機会を設けております。 2点目、LINEを使ったいじめ相談につきましては、今後他の自治体の取り組み状況を注視しながら検討してまいりたいと考えております。 3点目、備前緑陽高校が使用しているSTOPitシステムの成果についてですが、備前緑陽高校に確認をいたしました。ただ、このシステムは本年度5月導入されたばかりで、成果としては正直まだわからないということでありましたが、学校では悩んでいる生徒の声を受けとめやすくなり、また生徒が不適切な行動をする前に思いとどめられる抑止効果にも期待をしているということでありました。 次に2番、1点目、佐山古墳群の保存整備についてでありますが、佐山古墳群の展示施設等整備計画につきましては、現在のところ予定がありません。ただ、歴史的価値ある古墳群であることは認識しておりますので、今後倉敷考古館を初め関係者の御協力をいただければ出土品を借用し、市内文化施設の企画展等で取り上げることもできるのではないかというふうに考えております。 2点目、佐山東山古墳群の情報発信に関しましては、将来的に出土遺物を借用して文化施設の企画展等で多くの人に見ていただける機会を検討しております。 また、調査終了後の活用方法ですが、地権者の方の御意向もありますが、どういった形で保護、活用できるか、岡山県等とも協議してまいりたいと考えております。 ただ、私思いますが、備前市内小さいものも含めれば15を超える古墳群があるという大変な古墳の宝庫でありますので、個別の発信よりはやはりその古墳群全体をアピールする発信といったことも検討していったらいいのではないかなと考えております。 私からは以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) それでは、1点目からいきたいと思います。 スマホの所持率、29年度で86%使っているということがわかったということでありがとうございます。 ここに12月4日の山陽新聞に岡山県教委の16年度の調べでもあったんですけれども、これは高校生が97.4%、中学生が53.2%ということだったんですけど、ツイッターの利用率が高校生が67.5%、中学生は34.5%に上っておって、この中でも小学生とはいえ高学年となればSNSで知り合った男性を面識がないのに彼氏という女子がいる。ネット上の人間関係に不信感を抱かない子供たちは決して少なくないのですという現役の先生の言葉がその山陽新聞に載っておったんですけど、我々には到底もうその辺のことは理解できないことが起こっておるわけです。 結局、寂しさを打ち明けたかったり、コミュニケーションの相手を求めたりするんだと思うんですけれども、ツイッターで知り合ってLINEで親密になるといったぐあいで犯罪に巻き込まれていくと思うんですけれども、このような対処したら、どのように教育長は対処したらよいものかと。 また、こういう彼氏という女子がいることを聞かれた、相談された場合、どのように言ってあげたらいいのか、ちょっと教育長の見解をお願いいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) これは一概にどうこうということではなく、その個別のケースで丁寧に対応する必要があるんじゃないかなというふうに思います。やはりその相手の気持ちになって相談に乗るといった姿勢が現場の先生方、我々、保護者通じて求められるかなあというふうに思います。 あわせて啓発活動も小学校のうちから必要だと思います。ちなみに日生中学校区非常に熱心にSNS対策取り組んでくれておりまして、たしか西小学校だったと思いますが、ことしは学習発表会で生徒が台本をつくってそのSNSの危険性、そういう男女関係も含めて子供たちが自分で台本をつくって劇を発表するといったことも私拝見をいたしました。そういうやっぱりふだんの意識づけもあわせて必要かなというふうに考えております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。今、日生小学校からも発信されてSNSの危険性を学んでいるということでありますけれども、日生から発信されてもうだんだんだんだん西のほうへ広げていってもらいたいなと思っております。 道徳も教科になるとこの間委員会でおっしゃられていましたけども、小学校は30年度、中学校は31年度ということで委員会でお聞きしましたけれども、その授業の中でもSNSの教育がされるんでしょうか。ひとつお願いいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 当然、教科書の中にもそういった項目が含まれております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) 教科書の中にもあるということでありがとうございます。 また、ちょっとした時間でも、朝の会であるとか、帰りの会であるとか、休み時間であるとか、給食等々時間があらゆる学校教育活動の中で行うことができると思います。先生方も何かとお忙しいので、いつでもできると思いがちなんですけれども、いつでもできるではやっぱり次の機会で大丈夫じゃないんかなあという気持ちになりやすいので、後回しにされることがよくあると思います。やっぱりサイト内で知らない人に発信内容が検索される可能性があるといったSNSの特性やネットのリスクなどの指導をぜひお願いしたいものなんですけれども、もうちょっとした時間でも簡単にできることがあると思うんですけれども、その辺もどうなんでしょうか、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 現状でももちろん朝のちょっとした時間であったり、放課後であったり、先生方大変熱心に取り組んでくださっておりますので、取り組みをこれからも継続したいというふうに考えております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ちょっとした時間でもやっていただいているということで、これからもぜひよろしくお願いいたします。 2番目なんですけれども、今やスマホはもう現代人の生活ツールなんです。文部科学省もSNSの活用を検討しているということで、SNSに対応できる相談員を養成していくことが私も急務じゃないんかなあと思うんですけれども、教育長見解をお願いいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) やはりこれ対策を真剣に考えていかなければいけないというふうに考えております。窓口をつくるところまではまだ学校教育課でせんだっての答弁にもありましたけれども、悩み相談みたいなことは学校教育課でも対応しているんですが、専門家の育成、それから何よりも学校を支えてくださる地域の中にもそういう意識を醸成していくということも大事なんではないかというふうに考えています。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) 教育長の考えはよくわかりました。ありがとうございます。 3番目で、匿名でやりとりできるネットの長所を生かしていじめやトラブルを抑止得る試みとして注目されている。学校側は見えなかった情報を把握できることが可能であるが、最終的なトラブル解消にはリアルな世界で子供たちと向き合うことが大切だと思うんです。解決に向けた糸口と捉えれるのではないかと思うが、いかがでしょうか。済いません、ええげに言えませんでした。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 私、やはり有効だなあと思うのは実際に起こったトラブルの事例、これを徹底的に学校教育の中でも子供たちに訴えていく。それから、実はこういうトラブル相談ではないんですけれども、岡山市教育委員会がLINEの公式アカウントを開設をいたしました。これは逆に市でこういうことをやっていますという広報のアカウントなんですけれども、やはり全国を見渡すとLINEのアカウントでそういう悩み事相談といったことを検討しているところもあるようですから、そういったことも含めてこれから検討をしてまいりたいというふうに考えています。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。私らももう日常生活からもうずっとLINEはもう欠かせない、欠かせなくやっているんで、子供たちも、当然もううちの子供でもタブレットで幾らでもやっていますので、そういうつまずきなんかどうしても出てくると思いますので、教育長の力でぜひよろしくお願いいたしたいと思います。 済いません、一つこれでいいです。 ○議長(鵜川晃匠君) 続けてどうぞ。 ◆5番(西上徳一君) 大きい2番目の佐山古墳群の保存整備についてでありますけれども、佐山地区にはほかにも亀戸遺跡とか天神古墳、大谷古墳、宝蔵池窯跡、富尾窯跡等々、たくさんの古墳群があるんですけれども、その古墳群を整備して古墳のウオーキングマップをつくっていただいて、それやっぱりBポイントも当然たまるでしょうし、健康にもいいと思いますし。 いいところが、ところというんか、奈良県でウオーキングポータルサイトという「歩く・なら」というサイトがあるんですけども、これは奈良県は歩いて楽しむための情報サイトなんですけれども、とても充実していますので、ぜひ参考になさっていただいて、ウオーキングマップで古墳を楽しみながら、かつ健康も維持しながらということでぜひ検討されてはどうでしょうかという御提案なんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) ぜひ検討させていただきたいと思います。私自身、実はNHK時代に古墳を訪ねて、結局あれは12ぐらいありましたかね。のうち10個ぐらいしか行きつけなくて残念な思いをしたことありますので、何とか形にしたいなというふうに考えております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) NHK時代に行かれたということで本当にありがとうございます。 地元の人らも最近行った方の話によりますと、やっぱり草がぼうぼう生えていたり、またイノシシがわやくそにしたり、でこぼこになったりで、やはり今教育長がおっしゃられたように2つ、3つわかりにくいところがあるんだと、教育長と同じ内容だったんですけど。やっぱりそういう整備をしていただいて、見たい人、行きたい人が時々おられるんで、すぐ見えるような格好にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 済いません。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁いいですか。 ◆5番(西上徳一君) はい。 ○議長(鵜川晃匠君) 続けてどうぞ。 ◆5番(西上徳一君) それじゃ、2番目のほうなんですけれども、6世紀から11世紀にかけて中四国最大の須恵器窯跡群であります、その後中世備前焼の産地として独自の発展をしていくのが日本遺産の備前焼になっていくわけです。そのルーツであると私は思っておるわけですけれども、備前焼とやっぱり始まりがあるからこそ終わりがある。終わり、ここで言う終わりはもう完成したことということなんですけれども。ということで、セットで考えられてはいかがと思うんですけど、教育長はどうお考えでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) やはりそういう体系的な捉え方というのも大事だと思いますので、今後に生かしていきたいというふうに考えております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。 かつて私どもがおります東鶴山地区は邑久郡でありました。邑久古窯窯跡群の一角に有するのが佐山東窯跡群で、邑久郡は現在では瀬戸内市と呼ばれておりますけれども、瀬戸内市との連携は考えられないんでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 現段階では残念ながらそういう動きがないので、今後どういう展開があるか、瀬戸内市との連携というのもきちんと検討材料として検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。
    ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。 隣の瀬戸内市長船町にやっぱり須恵という地名が今でも残っておるわけなんですけど、これやっぱりこの名前どおりそういうところからきた地名なんですけれども。連携というのは私もちょっと一つ提案で文化財とか、そういう格好で残っていきますと補助金が出たりしてとても有意義じゃないかなあと思うところで御提案させていただいたわけなんですけど、どうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) あらゆる可能性を排除せずに検討したいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。 やっぱりこの歴史というのは夢があっていいなとずっと思っておるんです。市長も歴史好きということで一遍歴史についてゆっくりお話ししたいなとも思っているんですけども。 岡山理科大学の発掘調査も本年度が最後です。ことしが最後であるとお聞きしたんですけれども、学生さんの学んだことや発掘に当たっての、最新の技術で発掘されておると思うんですけれども、そういうことも含めて市民センター等での発表の場は考えられないものでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) ちょっとその結果を十分吟味させていただく必要はあると思いますが、せっかくの調査でありますので、さまざまな形で市民の皆さん、それから広く県内外へお伝えすることを検討したいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。本当に中四国最大級の窯跡ということで、本当に私たちは地元の者もやっぱり後世にこれは残したいなというのが思いなんであります。やっぱり地域だけでは到底無理なことなんで、行政とも連携しないといけないというのはもうわかっておる話で、住民も私のところへ相談に来るんですけれども、ぜひ教育長最大級という売り物を、売りに備前焼とセットでよろしくお願いしたいんですけども、もう一回いいですか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 田原市長も常々あるものを見直そうと、再発見しようということを強調されております。まさに古墳にしても、窯跡にしても、備前市が持つ最大の宝であるというふうに考えておりますので、そこをきっちり内外にアピールしていくという姿勢で進めていきたいと思っております。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。本当にそのとおりで、本当ほっておいてこれがもう壊れてしまうとあるものを見直すというても見直されなくなるので、本当に早い時期いいほうにやっていきたい、いただきたいなと思っております。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁要りますか。 ◆5番(西上徳一君) 済いません。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 杉浦教育長。 ◎教育長(杉浦俊太郎君) 御期待に沿えるようにしっかりやっていきたいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ありがとうございます。 それでは、最後の旧アルファビゼンのことなんですけども、6月定例会の私の一般質問でなぜこの件についてこの時期に触れられ、それが今後備前市政にとって重要な案件であるのかどうか私は大変残念に思っておりますと答えられております。この文書流出は市長にとって、市政として重要なんか重要でないんでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) どんな内容か一切わからないものをおまえが流出したんじゃないか、おまえが流出したんじゃないかということについて疑問で仕方ないと。町中ではそろそろ市長が大変な問題で首になるんじゃないかと、いつまで市長が続けられるんじゃろうかというようなことを流布しとんでしょ。だから、どんなものを私が流出したんか見せてもらわなかったらわかりませんよと。公文書の流出というのはこれは大変な問題で、それは無断流出ということは避けなければいけないというのは何度も申し上げているとおりです。ですから、その今おたくが言うとられるものが公文書に当たるのかということ、またそれがどういうような市にとって不利益なものがあるのかということについて意味がわからないということを言ってたわけです。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) この文書で私も旧アルファビゼン百条委員会に設置にさっきも言われたように反対をしました。この反対をしたときに私も同じものが反対した議員が、これが来たわけです。一緒に私のところに来た友達が一緒にこの起案書じゃ何じゃというのが入っとる文書を持ってきたわけです。     〔「見せてあげ」と呼ぶ者あり〕 見せる、どうぞどうぞ。     〔「本人に見せたげ」と呼ぶ者あり〕 どうぞ。これが来たわけです。 百条委員会の話言うのは百条委員会設置を賛成してくれと言われたんじゃといって友達が訪ねてきたんです。その当時私は百条委員会というのは、百条委員会じゃない、アルファビゼン盗難事件というのは警察が捜査するんであって、私はもう議員では到底できないものだと思うて、これは反対しますと友達には言うたんですけれども。 その書類の中を見ていきますと起案書やら別紙があり、それらは黒塗りされていないものであったので、私は友人にこれは内部資料でもしかしたら出ちゃならんもんじゃねえんかなと友人に言うたんです。なら、友人は市役所に持っていくということでした。が、見て市長どうでしたでしょう。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) これは恐らく処理月日もあることですし、これは私がどうのこうのいうような内容ではありません。     〔「市長、別紙というのは、別紙、別紙はね。別紙」と5番西上議員発言する〕     〔「休憩しようか」と呼ぶ者あり〕 見たことはありますが、私がこれをどういう形で流出する必要があったんでしょうか。それぞれの委員会で出た資料じゃないですか。出た資料じゃないんですか、これは。また、これがなぜ出たらぐあいが悪いんですかね。それは当時の市長の都合が悪かった、別に都合が悪いようなものでもないし、これが公文書で流布してぐあいの悪いものかどうか、とりあえず私から出た覚えはありません。 ただ、こういうような書類については先ほど熱心に調査されている塚元さんからもう本当に何度もいただいております。その中の一部じゃないかと思います。これに、この中に入っているかどうかわかりませんけど。私から書類をいただくほどなことじゃなしに、とにかく熱心に調査いただいていますわ、こういうような写真も含めて。ですから、私があえてこれを塚元さんにお渡しする必要があるかどうかということについては私は疑問です。お返しします。 それで、なぜこれを11月に出してくれんかったんですか。持ってない言うたん。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) 11月のときには友達が市役所へ持っていったんです。で、なかった。最近になって同僚議員があるぞと、コピーしたんがあるぞと。見てみいと。こんなようなもんじゃったなあということで最近、きのう川崎さんの答弁にもありましたようにもらって、これそうなんです。です。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) したがいまして、それがどういうような内容であったのか、それがどこにあるんかというて就任以来執行部のメンバーに問い詰めたところ、今備前市には一切ありませんと。それは前副市長が備前署へ持っていきましたというような答弁返ってますが、何のために備前署に持っていくべき資料なのか、その理解ができません。     〔「市長が持っていった」と高橋副市長発言する〕 市長が持っていったん。市長が持っていかれたそうですが、何のためにそれを備前署に持っていかれたのか、その意図が少なくとも現執行部の方はわからないと。したがいまして、今それはありません。いや、その現物はありますよ。ありますよね。現物は当然市にはあろうかと思います。     〔「あるんなら、別にそれ見せ言わんでもよろしいが」と5番西上議員発言する〕 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) ということで、ある、あらないというんじゃなしに、この別紙に番号が振っているわけですよ、私最初見たときに、番号が。この番号というのはやっぱり原課の部署にあるときは番号がつけられていないわけでしょう。     〔「そういうてわしが打ったということ」と田原市長発言する〕 いやいや、違う。何で……     〔「何が言いたいんで。はっきり言われえ」と田原市長発言する〕 監査請求されたときに出ていくときにその番号が出ていく、ああついていくわけですから、そのときの代表監査、監査事務局員2名、議員選出の監査委員が考えられると思ったからこれはと思うて持っていかれえ言うたんです。 ○議長(鵜川晃匠君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 繰り返しますが、そのときの書類管理するのは前市長であったはずなんですよ。そうでしょ。監査委員は代表監査委員なんですよ。その人たちを問い詰めたらどうですか、私の悪口、私の不評を振りまくよりも。それが大事なんじゃないですか。それを百条でやられたらどうですか。必要があればですよ。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) 必要があれば、それは代表監査委員、監査事務局、代表の方が話し合ってやってくれりゃあええんですけれども。     〔「もうええがな、もう」と田原市長発言する〕 僕も……     〔「どうぞ、どうぞやってください」と田原市長発言する〕 6月のときはもうええんかなと思うたんですよ。思うたんですけど、この間の参考人さんの発言でもらったというから、もろうてねえ、もろた、もろてねえというからまた、ほらあどっちかがきのうの川崎さんの話ではほら、子供が聞いてもどっちかがうそじゃなというのはわかるわけですわ。     〔「そら、そうです」と田原市長発言する〕 その辺をただすのが我々議員の真意をと思うとんじゃ。で言うただけの話で。     〔「はい」と田原市長発言する〕 ○議長(鵜川晃匠君) ちょっと待ってください。 西上議員、質疑に当たっては、質問に当たってはただしたい内容を明確に述べられるようにお願いをいたします。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) したがいまして、本論としては一切私から出たものでないということを明言させていただいて、答弁を終わります。 ○議長(鵜川晃匠君) 西上議員。 ◆5番(西上徳一君) 出てはないということをはっきりおっしゃっていただきましたので、このように思っておきます。 もうそういうことで終わります。ありがとうございました。 ○議長(鵜川晃匠君) 以上で西上議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 以上で通告を受けた質問は全て終了しました。 これをもちまして一般質問を終わります。 会議中途ですが、この際暫時休憩します。     午後0時03分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(鵜川晃匠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 日程2、本日市長より追加送付されております議案第124号から議案第130号を上程し、市長から提案理由の説明を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、ただいま追加上程いたしました各議案の提案理由の説明をいたします。 別紙のとおり調製しております。議案第124号から議案第127号までの平成29年度補正予算について申し上げます。 議案第124号平成29年度備前市一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、給与条例等の改正に伴う人件費の補正などをお願いするもので、歳入歳出予算の総額に異同はなく、歳入歳出それぞれ209億4,176万4,000円としたものであります。 次に、議案第125号平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、給与条例の改正に伴う人件費の補正をお願いするものであります。補正額は歳入歳出それぞれ43万3,000円を追加し、予算総額で56億8,034万1,000円としたものであります。 次に、議案第126号平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、給与条例の改正に伴う人件費の補正をお願いするものであります。補正額は歳入歳出それぞれ3万8,000円を追加し、予算総額を5億7,869万5,000円としたものであります。 次に、議案第127号平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、給与条例の改正に伴う人件費の補正をお願いするものであります。補正額は介護保険事業勘定の歳入歳出それぞれ89万6,000円を追加し、予算総額を43億4,695万7,000円とし、予防サービス事業勘定の歳入歳出それぞれ5万2,000円を追加し、予算総額を1,971万2,000円としたものであります。 続いて、議案書のほうへお戻りいただき2ページ、議案第128号備前市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、市長、副市長及び教育長の給与のうち期末手当の支給割合について、国家公務員の給与改定における指定職公務員に準じた改正を行うため、規定の整備を行うものであります。 次に5ページ、議案第129号備前市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、市職員の給与の適正化を図るため、国家公務員の給与改定に準じた改正を行うよう、規定の整備を行うものであります。 次に31ページ、議案第130号備前市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、一般職の任期付職員の給料の適正化を図るため、国家公務員の給与改定に準じた改正を行うよう、規定の整備を行うものであります。 以上、簡単に説明しましたが、詳細につきましては別添の詳細説明書をごらんいただき、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(鵜川晃匠君) 提案理由の説明が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 日程3、これより議案の質疑を行います。 それでは、質疑通告に従い発言を許可いたします。 なお、本日上程されました議案第124号から議案第130号につきましては、質疑を希望される方の発言を許可いたします。 また、定例会初日に決定いたしましたとおり、議案第109号備前市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例を廃止する条例の制定については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第2項の規定により、教育委員会に意見を照会し、異議なしとの回答を得ておりますことを御報告いたします。 それでは、質疑通告に従い発言を許可いたします。 まず、議案第100号から議案第105号までの6件は質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第100号から議案第105号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第106号備前市の組織及びその任務に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。 掛谷議員の質疑を願います。 11番掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) それでは、備前市の組織及びその任務に関する条例の一部を改正する条例の制定についての中で、ここではわかりやすいんで6ページ、7ページのところの行政組織の変更図がございます。私が気になっているところで質問を2点申し上げたいと思います。 まず1点目は、ここでは1点目の中で①として世界・日本遺産推進係と、2つ目に地域おこし協力隊というところが廃止されております。この理由と今後の担当部署は一体どこが行うのか、教えていただきたいと思います。 2つ目には、今度は新設が右っ側に、社会福祉課の中にすこやか相談係というのが誕生しております。これはどういう業務なのか、どういった理由でこういったものをつくられておるのか、その理由についてお伺いをしたいと思います。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) それでは、掛谷議員の質問にお答えをいたします。 議案第106号備前市の組織及び任務についてでございますが、1番の各所属部署の廃止した理由と今後についてでございますが、第1点目の世界・日本遺産推進係は各事業の関連の深い部署が担当することが事業を行う上で最善と考えまして、備前焼に関しては産業部の産業振興課観光推進係へ、閑谷学校につきましては教育委員会教育部文化振興課へそれぞれ移管することといたしております。 2点目の地域おこし協力隊係につきましては、市民協働係と兼務状態にあることから、組織のスリム化を図るため係を廃止し、市民協働係でその業務を行うことといたしております。 次に、2番目のすこやか相談係の新設につきましては、母子保健法に規定されております子育て世代包括支援センターの機能を担うもので、児童福祉法の改正により平成32年度末より市町村が設置するよう努力義務とされております。したがいまして、母子保健サービス、子育て支援サービスの両方を包括的なサービスとして妊婦期から子育て期にわたり切れ目なく提供するためのマネジメント機能の強化と窓口をワンストップ化を目指すものであります。 ○議長(鵜川晃匠君) よろしいか。 掛谷議員の再質疑を願います。 11番掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) まず、すこやか相談係につきましてはよくわかりました。了解です。 あと、再質疑したいのは、ここで世界遺産とか日本遺産というものが名称が一切なくなってくると。いわゆる内部的にはもうそれが今言われたようなところへ移管されるんで、内部的にはいいでしょう。ただ、外部というんか、外から見たときに日本遺産のところは一体どこなんだろうかなあというふうなことがあったりしてわかりづらいんではなかろうかというふうに思うんですよね。そういうところが前ははっきりしていたわけなんで、わかりづらいんではなかろうかということで、その辺のところはどういうようにお考えなのかということをお聞かせいただきたいと思います。 それから、まずそれを、もう一つやりますよ。 地域おこし協力隊、これも同じなんですよ。ここは同じでも質が違って、地域おこし協力隊の方々、20名ぐらいたしかいたと思いますけど、一体何でこれがなくなったんだろうかという声もあります、その関係者から。やはりそれだけの方々を備前市が面倒見ていって、お金は国から出ておりますが、何でだろうかという疑問があります。そういったものに対してどういうふうに周知し、納得してもらうというか、どうなんかなというこの点について再質疑をさせていただきます。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 佐藤総合政策部長。 ◎総合政策部長(佐藤行弘君) 世界遺産、日本遺産推進係につきましては、今回その名称はなくなりまして教育委員会と、それから産業部ということで分かれますが、それについては十分PRしてお知らせすることによってわかりにくいということに対する対応をしたいと思っております。 それから、地域おこし協力隊係につきましては、部署そのものは変わらず同じ部署で担当いたしますので、そこについても迷わないようそれについてもPRを十分してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 地域おこし協力隊についてはいろいろ御心配があろうかと思いますし、また何か今度の市長は厳しいんじゃないかというような意見も私のところへ届いておりますが、決して心配のないように、むしろ協力隊とはいえ備前市のために働いていただくわけでありますし、国からの助成とは言いながら、やはり市を経由して人件費として支払われるわけですから、もっとしっかり備前市のために働いていただきたいということで原課との調整をしっかりしていく、そういうような感じで取り組んでいくということで御安心願いたいと思います。 ○議長(鵜川晃匠君) 掛谷議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第106号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第107号から議案第123号までの17件は質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第107号から議案第123号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、報告第13号専決処分(物損事故の和解並びに物損事故損害賠償額の決定及び和解)の報告についての質疑を行います。 掛谷議員の質疑を願います。 11番掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) この事故についてはこのとおりなんで、しょうがないとは思うんですけれども、実は9月にも私は厳しい指摘を、交通事故についてのことについて質疑でしております。そのときに、このように総合政策部長は今後はどうするか等について9月の答弁では本年度になりましてから市のほうに過失のある事故が13件起こっております。これは多い数字になっておりますので、これに対しまして注意喚起を促すということも込めまして、安全運転の徹底、交通法規の遵守について通知をするということを準備いたしておりますと、こういうような佐藤部長の見解をされております。 こういう事故がまた発生しております。そんな本当にささいなような事故でございますが、事故は事故ということで、この交通事故防止対策をどのようにやってきたのかということについてお尋ねいたします。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) この件につきましては大変申しわけないことだとまずおわびを申し上げたいと思いますし、たとえ軽微な事故でありましても、333、1でしたか、そういうように大きな事故に遭遇する危険性もあるということで厳しく指導するようにということでありまして、当初は専決処分されたものだけが私のところへ報告が上がってくるようなシステムでありましたけども、事故を起こした場合には直ちに報告するようにということに改善をいたしております。 そしてまた、ことしからは交通事故防止の対策につきまして、徹底的に注意を喚起するように行っており、交通安全法令講習等について秋の交通安全県民運動期間中には本市役所、吉永、日生等に出向きまして43人の職員、また11月7、8及び22日の3日間5回実施したということでありまして、361名の職員が受講しているということで、これから年末年始にも入りますし、十分な注意を喚起したいと思っております。 また、12月19日にはバス運転手を対象とした適性検査を交えた交通安全法令講習会等も午前、午後と2回実施すると、このような努力もしておるところでございます。 ○議長(鵜川晃匠君) よろしいか。 掛谷議員の再質疑を願います。 11番掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) 市長の御答弁頑張って何とか交通安全に今向けて取り組んでいるよということでございましたので、評価をしたいとは思います。 ただ、1点だけお聞きをさせていただくことは、いわゆるごみ回収車と言われる方々は毎日大変な運搬業務、それこそ運転が主、それから回収が。そういった毎日外へ出ていく車両と毎日やない、いわゆる一般職員が出ていく場合、いろいろあります。何が言いたいかといえば、やはり朝の朝礼とか、そういう出ていく前にそういうことを徹底をまず注意喚起をするという、全体的には講習会とかそういうことをやられて、それはそれでいいと思います。そういった朝のその出発する前とか、そういうところに着目をしながら安全を安全でいきましょう、交通安全しましょうというところ辺はどのように徹底されておるのか、またこれからするのかについてちょっとお聞かせください。 ○議長(鵜川晃匠君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 今のお話ですと環境課のほうのお話になろうかと思いますけども、事務職のほうの職場におきましてもそういうような、現業のほうの職場におきましても朝礼のほうはしておりますので、その中でしっかり伝えていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 掛谷議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第13号についての質疑を終結いたします。 なお、本件についてはこれをもって議了といたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第124号平成29年度備前市一般会計補正予算(第5号)についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第124号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第125号平成29年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第125号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第126号平成29年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第126号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第127号平成29年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第127号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第128号備前市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第128号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第129号備前市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第129号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 次に、議案第130号備前市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を希望される方の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第130号についての質疑を終結いたします。 以上で全議案に対する質疑が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) これより議案の委員会付託を行います。 お手元に配付いたしております委員会付託案件表をごらん願います。 ただいままでに上程されております各議案は、既に審議を終えた案件を除き、委員会付託案件表に記載のとおり、各常任委員会に付託することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員会付託案件表のとおり付託いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 日程4、請願の上程を行います。 本定例会までに受理した請願についてはその要旨を印刷し、請願文書表とあわせてお手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。 それでは、請願第15号については請願文書表に記載のとおり、厚生文教委員会に付託いたします。 なお、備前市議会の申し合わせにより、紹介議員からの紹介を行います。 請願第15号心身障害者医療費公費負担制度の拡充等を求める請願についての紹介を願います。 2番森本議員。     〔2番 森本洋子君 登壇〕 ◆2番(森本洋子君) それでは、請願を紹介議員である森本から御紹介をさせていただきます。 請願第15号心身障害者医療費公費負担制度の拡充等を求める請願についてでございますが、請願者は備前市西片上193-1、備前市・和気町精神障がい者家族会「もみじの会」会長永野昭二。 請願事項は、1、心身障害者医療費公費負担制度の心身を除去し、障害者医療費公費負担制度として精神障害者もその対象に加えてください。 2、精神障害者に対する医療費助成が通院のみでなく、入院医療や身体合併症、身体疾患治療診断に必要な検査などにも適用されるようにし、身体、知的障害者との差別を解消してくださいというものでございます。 請願の趣旨はいずれも記載のとおりでございます。障害者差別解消法では差別の解消を宣言しておりますけれども、障害者間でのまだ格差が残っているという非常に残念な状況になっております。何とぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(鵜川晃匠君) 請願第15号についての紹介が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(鵜川晃匠君) 以上で本日の日程を終了いたします。 この際、お諮りいたします。 明日から19日までの11日間は委員会等開催のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、明日から19日までの11日間休会とすることに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 皆さん、御苦労さまでした。     午後1時27分 散会...